ISS-IMAP (Ionosphere, Mesosphere, upper Atmosphere, and Plasmasphere mapping)ミッションは、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の船外プラットフォームから、地球大気と宇宙空間の境界領域である高度80km以上の領域におけるエネルギーと物質の輸送過程を明らかにするため以下の3つの物理過程を解明します。

 

  1. 水平スケール50km-500kmの現象による超高層大気でのエネルギー輸送過程
  2. 高度20,000kmまでの電離大気の輸送過程
  3. 宇宙利用システムへ影響を与える超高層大気の急激な変動過程

 

 

何を測る?

大気圏から宇宙空間と移り変わっていく領域からの、人の目には見えない光を測定します。

 

何が見つかる?

これまで見ることが出来なかった大気と宇宙の狭間で発生している波や、プラズマの擾乱、磁力線に沿った流れなどが捉えられます。